自転車の保険、ご存知ですか?自転車事故が急増していることを…

自動車の保険

急増する自転車事故

自転車の事故が社会問題になっています。自転車対歩行者の事故、自転車対自転車の事故、自転車対 自動車の事故など、形態はさまざまですが、交通事故の20%(平成23年警察庁データより抜粋)を超える状況は深刻です。 主たる要因は自転車にあり、歩道者妨害、信号無視、飛び出し、二人乗り、携帯しながら、メール見ながら のマナー違反が、主たる事故原因です。 法律では、自転車は「軽車両」に該当しますので、自転車と言えども、道路交通法が適用され、罰金また は科料が課されます。 自転車が「加害者」になる、重大な事故も増えており、保険未加入の自転車事故は、被害者、加害者の双方を苦しめることになります。



実際の事故例と罰則

1、自転車が、加害者になった事故と裁判例

(1)賠償額5,000万円
女子高生が夜間、携帯電話を操作しながら無灯火で走行中、前方を歩行中の看護師(57歳)の女性と衝突。看護師には重大な障害(手足がしびれて歩行が困難)が残った。 (判例:横浜地方裁判所、平成17年11月25日判決)

(2)賠償額4,032万円
男子高校生が朝、赤信号で交差点の横断歩道を走行中、旋盤工(62歳)の男性が運転するオートバイと衝突。旋盤工は頭蓋内損傷で13日後に死亡した。 (判例:東京地方裁判所、平成17年9月14日判決)

(3)賠償額3,138万円
男子高校生が朝、自転車で歩道から交差点に無理に進入し、女性の保険勧誘員(60歳)が運転する自転車と衝突。保険勧誘員は頭蓋骨骨折を負い9日後に死亡した。 (判例:さいたま地方裁判所、平成14年2月15日判決)

(4)賠償額3,124万円
男子中学生が夜間、無灯火の自転車を走行中、対面歩行の女性(75歳)と衝突。女性には重大な障害(後遺障害2級)が残った。 (判例:名古屋地方裁判所、平成14年9月27日判決)

(5)賠償額2,581万円
成人男性が夜間、前照灯のないマウンテンバイクで走行中、飼犬を散歩中の短大非常勤講師(71歳)と衝突。短大非常勤講師には重大な障害(後遺障害1級)が残った。 (判例:大阪地方裁判所、平成8年10月22日判決)


日本損害保険協会調べ
(※) 損害賠償とは、判決文で加害者が支払いを命じられた金額です(上記金額は概算額)。


2、自転車が「加害者」となる交通事故の過失相殺の参考例

判例が少ないので確かでは有りませんが、話し合い解決の目安として下さい。(交通春秋社の判例集参考)

(1)自転車対歩行者の事故が歩道上で発生した場合・・・ 自転車 100 : 歩行者 0
これは歩道は、歩行者専用の安全通行領域であり、軽車両である自転車は原則として走行できないことに基づきます。
但し、歩道上でも道路交通法上自転車の通行が可能な場合には、若干修正される場合があります。

(2)自転車対歩行者の事故が歩道と車道の区別のない道路(いわゆる生活道路)で発生した場合
・歩行者の正面から衝突した場合・・・ 自転車  90 : 歩行者 10

・歩行者の後ろから衝突した場合
○歩行者が右側通行の場合・・・ 自転車 100 : 歩行者  0
○歩行者が左側通行の場合・・・ 自転車  95 : 歩行者  5

・歩行者が道路を横断中の場合
○自転車が左側通行の場合・・・ 自転車  75 : 歩行者 25
○自転車が右側通行の場合・・・ 自転車  80 : 歩行者 20

・交差点で出会い頭に衝突した場合
○自転車が左側通行の場合・・・ 自転車  80 : 歩行者 20
○自転車が右側通行の場合・・・ 自転車  90 : 歩行者 10

(3)自転車対自転車の事故
判例が少なく適当な例がありませんが、自転車どうしは対等な関係にありますので、50:50を出発点として、道路交通法の違反度合いを勘案しながら過失相殺を決めることが適当です。


3、自転車の道路交通法違反の罰金と科料(平成24年4月現在)

(1)携帯電話・メールをしながらの運転・・・3ヵ月以下の懲役又は5万円以下の罰金 (安全運転義務違反)

(2)一時停止違反・・・3ケ月以下の徴役、または5万円以下の罰金

(3)並んでの走行・・・2万円以下の罰金、または科料 (ただし、並進可の標識がある通行帯を除く)

(4)信号無視・・・3カ月以下の懲役、または5万円以下の罰金

(5)二人乗り・・・2万円以下の罰金、または科料

(6)無灯火運転・・・5万円以下の罰金

(7)傘さし運転・・・3ケ月以下の懲役、または5万円以下の罰金

(8)飲酒運転・・・5年以下の懲役、または100万円以下の罰金



団体自転車保険のご紹介

自転車保険ファミリータイプにご加入されますと、家族の人数、自転車の台数、事故時の所有・借用を問わず、自転車運転中に他人に与えた法律上の賠償責任をはじめ、自転車運転中に転倒しておケガをされた場合などを、ご家族ぐるみで補償いたします。
ただし、「家族(被保険者)」とは、(1)ご契約本人の配偶者(2)本人または配偶者と生計を共にする同居の親族、および別居の未婚の子供であり、事故発生時の続柄を言います。
※自転車とは、ペタル、またはハンド・クランクを用い、かつ人の力により運転する二輪以上の車です。
  (レールにより運転する車、身体障害者用車いす、及び幼児用の三輪以上の車を除きます。)
※ご契約のお引き受けには、事前審査が必要ですので、予めご了解ください。
※自転車事故に備える 「個人でご契約できる他の保険」 もあります。お気軽にご相談下さい。



お支払いする内容

第三者に対する損害賠償

日本国内において、被保険者(家族)の方が、自転車の所有、使用または管理に起因して、他人の財物を壊したり、ケガを負わせたために、法律上の賠償責任を負った場合に、保険金をお支払いします。

傷害事故の補償

日本国内において、被保険者(保険の対象となる方)が
(1)自転車に乗っている間の、急激かつ偶然な外来の事故
(2)自転車に乗っていない時に、他の自転車と、衝突・接触して受傷した事故を補償します。

1、死亡保険金

(事故発生の日からその日を含めて180日以内に死亡された場合)保険金の全額

2、後遺障害保険金

(事故発生の日からその日を含めて180日以内に後遺障害が生じた場合)死亡・後遺障害保険金額の3%〜100%
例えば、両眼失明・・100%、脊柱に運動障害を残す30%など。

3、入院保険金

(事故発生の日からその日を含めて180日限度)平常の業務または生活が出来なくなり入院された場合、一日につき、ご契約された入院保険金日額をお支払いします。

4、通院保険金

(事故発生の日からその日を含めて180日までの通院で90日限度)平常の業務または生活に支障が生じ入院かつ通院された場合、通院日数一日につき通院保険金日額をお支払いします。ただし、平常の生活または業務に従事することに支障がない程度に回復した以降の通院に対しては、お支払対象になりません。

5、ご 注 意

上記の保険金は、政府労災保険、健康保険、加害者からの賠償の有無に関係なくお支払いします。ただし、死亡・後遺障害保険金は、被保険者記載の契約金額が限度になります。また、事故発生時は、警察届けが原則ですが、目撃証明、医師の証明なども必要とします。



その他のご注意

1、事故が発生した場合、ただちに、当社、または保険会社にご報告ください。事故発生の日からその日を含めて30日以内でご通知のない場合は、保険金をお支払いできない場合があります。

2、また、賠償事故の解決にあたっては、必ず、保険会社の事前承認をお取りください。万一、ご相談なく相手に支払った場合は、保険金の全額または一部をお支払いできないことがあります。

3、当該保険は、示談代行保険ではありませんが、解決の為に、お客様を全面的にサポートいたします。



保険金額と保険料の目安表 (引受保険会社:損害保険ジャパン 保険期間1年) 団体割引5%

項 目 被保険者 (A)コース (B)コース (C)コース
傷害 死亡後遺 本人 195万円 405万円 614万円
配偶者 195万円 405万円 614万円
その他家族 195万円 405万円 614万円
入院日額 本人 2,000円 3,000円 4,000円
配偶者 2,000円 3,000円 4,000円
その他家族 2,000円 3,000円 4,000円
通院日額 本人 1,000円 1,500円 2,000円
配偶者 1,000円 1,500円 2,000円
その他家族 1,000円 1,500円 2,000円
賠償事故 5,000万円 5,000万円 5,000万円
保険料 保険期間(1年) 2,000円 3,000円 4,000円

・左記は団体自転車総合保険ファミリータイプ加入者で20家族以上の内容です。


このページは「自転車総合保険」の概要をご説明したものです。詳しくは、弊社または損保ジャパンにお問い合わせください。

SJ12−20005 2012.7.1



よくあるご質問

個人では加入出来ないのですか?
損保ジャパンの自転車保険は、一般では販売していません。自転車事故に備える他の同類の保険をご利用することが出来ます。
ご参考に 「個人契約のチラシ」 を添付します。
団体とは何名以上ですか?
保険規定上は最低10名以上、団体割引を適用できるのは20名以上です。
事故があった場合の、証明は?
近くの交番に届け出していただければ万全です。無理な場合には、医者や救急車に自転車事故の事故であることを告知ください。 あるいは、目撃者を確保できればベストです。
お客さまご自身が、「自転車の事故である」ことを、証明できるような注意が必要です。
保険請求の必要書類は?
「事故証明」か、「目撃証明」、あるいは、「事故自認書」と、医師の「診断書」、軽微な事故の場合は、「医師の診断書」を省いて、「診察券」と「自己申告書」で証明します。
満期の時の通知は、いただけるのですか?
当社から責任もってご通知致します。